カテゴリ:参加作家 森下泰輔( 1 )

エコ@アジアニズム展 in 新潟 参加作家

森下泰輔 TAISUKE MORISHITA

「アスベストンちん=DOUBLE HEADS= 
  国土交通省は残留アスベストの適切な処置をせよ!」 
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2008 インスタレーション


 永年スタジオにしてきた中銀カプセルタワービルの作家の部屋に高濃度のアスベストがみつかるという被害にあった。作家は環境問題を訴えて2006年「キラー・アスベスト」展を開催した。それに対する設計者の世界的建築家、故・黒川紀章の対応は、作家が故意にアスベストを降らせて測定した結果だという事実無根の信じられないものだった。これが永年環境問題を訴えている人物の態度だろうか? 疑問が残る。そこで、次に中銀カプセルタワーの「移築計画」をアスベスト問題に絡めてインスタレーションで発表することにした。
 また、同時に全国の有害アスベストを採取し、それを樹脂で固めるなど無害化したうえでアスベストによる巨大彫刻「アスベストンちん」を制作し、万博広場に設置するプランを提唱する。「人類の進歩と調和」が、物質文明特有の汚染にさらされた歴史をモニュメント化し、二度と国が環境政策でミスを起こさないための戒めとするのはいかがだろう。
 さらに、現在、残留アスベストに対して目をつむっている国土交通省に、適切な補償をするように訴えていくことにした。作者のアスベスト告発インスタレーションは今後も継続する。



プロフィール
武蔵野美術大学在学中にYELLOWを結成。1972年間章プロデュース「新潟現代音楽祭」でデビュー。音響表現をスタートさせる。75年裸のラリーズ、水谷孝とセッションした「ラリーズハウス・セッション」などがCD化されている。80年代にはビデオアートを制作。ドイツZKMに作品が収蔵されている。1989年「2nd European Media Art Festival」(オスナブリュック ドイツ)参加。1992年「Kusama Images」(草間弥生とのコラボレーション作品)。2006年個展「Cockroach」FusionArts Museum(New York USA)。同時にNYのフリーノイズ、インフィニティSSとブルックリンでセッション。近年はアスベストをめぐり黒川紀章と現代建築、都市環境などのあり方を告発するインスタレーションを継続している。今秋、京都・高台寺月真院で伝統的和庭園と絡む仮設展示を予定。銀座芸術研究所ディレクター。


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by ecoasia | 2008-08-01 19:35 | 参加作家 森下泰輔