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エコ@アジアニズム新潟展 終了いたしました。   ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。


新津美術館 市民ギャラリー
2008年8月26日(火)~ 31日(日)

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◇ エコ@アジアニズム展 / キュレーター 増山麗奈

始まりは5年前のイラク戦争。たった二百歳の自称“世界警察”の空爆によって、数万年の歴史を持つ貴重なイラクの文化財が燃やされた。私は戦火のバクダッドで、ボロボロの壁画を修復する画家たちに出会った。それは遠い昔から続いてきたアジア・ユーラシアの繋がりを取り戻す、知性と美のアクションだった。西洋のコピーを、最先端の芸術だと信じてきた自分が、恥ずかしかった。

戦争と環境破壊と貧困は、見事なセット販売だ。産業革命以後、西洋近代諸国(日本もネ)は有色人種達の土地をメタクタにぶっ潰した。そしてイイ車や成功を夢見るお決まりのストーリーの裏で、豊かな大地に根付いた暮らしを分断し、木を切り、有毒物質を垂れ流し、金も、健康も、尊厳も、奪ってきた。気づけば地球は真っ赤っか。

ア~~~ヤダヤダっ!! もうだまされねぇぞ!! いのちを殺し続ける経済発展とやらに、ここらでおさらばだ。おい、ヤローども、今こそ一揆だ! 最悪な状況を抜け出すため、オイラたちは“生きる表現”を追求するぞ!!「エコ@アジアニズム」は単なる流行の“エコもの”じゃないよ。奪われたアジアを取り戻し、地球を救う、スペクタクルな現代アートの闘いなのだ!



(参加作家)

李宣周(自然美術運動YATOO実行委員) 

森下泰輔(反アスベスト・アーティスト)

石川雷太(現代美術)   

園田昭彦(写真)

澤田サンダー(過労死マン)  

柴田智明(日本画活動家)

本杉美智子(映像作家) 

中村均・水谷かおり(CG作家)

姜敬淑(写真)


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◇ 場所 : 新潟市 新津美術館 市民ギャラリー 
     新潟県新潟市秋葉区蒲ケ沢109番地1   
        TEL 0250-25-1300(1301)
◇ 期間 : 2008年8月26日(火)~ 31日(日)※会期中は無休
◇ 時間 : 10時 ~17時
     (但し、入館は16時30分まで・31日は15時で終了です)
◇ 入場料 : 無料
◇ 問い合わせ e-mail : info@renaart.com



◇ 同時開催!増山麗奈展

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by ecoasia | 2008-08-01 23:55 | 開催情報

エコ@アジアニズム展 in 新潟 参加作家

石川 雷太 ISHIKAWA Raita

Tシャツ・プロジェクト◇Mighty chemical(仮称)
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縦50×横50×厚み5センチ(1ピース)
Tシャツ、アルミ、鉄、テキスト
2003〜2008年

2003年より続けている『世界紛争Tシャツ・プロジェクト◇Flashpoints』の別バージョンとして、近年制作した『Mighty chemical』

『Flashpoints』では、この100年間に世界で起きた紛争をテーマとしたデザインTシャツを100枚制作。紛争の起こった日付け、地名、地図、死者数、武装組織の名称などの「危険な記号」がちりばめられた「着ることのできないTシャツ」を、ビニール袋に密封し壁面にディスプレイしました。

新作『Mighty chemical』では、現代の最大の懸念である化学兵器・生物兵器に照準を合わせます。サリン、タブン、マスタード、VXといった化学兵器・生物兵器をテーマにデザインされた密封Tシャツと、それぞれの兵器についての詳細なデータのテキストを並列して展示します。

この作品/プロジェクトは、Tシャツという〈メディア〉を通して、環境のバランスを無視し人間中心主義で暴走する化学やバイオテクノロジーと、常に衝突の可能性を孕む覇権主義的な世界の現実をアートによって対象化します。

次に、この作品/プロジェクトは、「危険なもの/不穏なもの」が、私達が住む高度情報社会および高度資本主義社会の中でその意味が漂泊され、やがては単なる「スタイリッシュな記号」として流通するに至るという、私達の自身の欲望とそれに基づいて構造化された社会の現実を対象化するポップ・リアリズム作品でもあります。



私は〈アート〉で世界を変えることができるとは考えません。アクティヴィズムは「答」や「指針」を与えますが、〈アート〉は最後まで「問いかけ」であるべきだと思うからです。

しかし、〈アート〉は、人々に普段は見えない「世界」を垣間見せる窓です。多くの窓を開くことによって、人々の考えの偏りを払拭することはできるかもしれません。「答」はその先にあるのだと思います。私の作品もそのための窓のひとつとなり、知ることの重要さを多くの人々に感じとってもらえればと思っています。



■参考

Flashpoints〈世界紛争Tシャツプロジェクト〉

Concept of "Flashpoints"

"Flashpoints" と Tシャツ

“Flashpoint”とは、英字メディアで紛争や暴動を伝える見出し語として用いられる言葉です。
世紀が改まって間もない2001年の9月11日、私たち日本人の多くは、メディアを通して、イデオロギー衝突の〈閃光〉を目撃しました。 この世界を揺るがした大事件の翌日には、事件に関わる記号を刷り込まれた様々な Tシャツが世界各地で売られました。
〈メディア〉と〈意味の漂白〉

この作品/プロジェクトは、Tシャツという〈メディア〉を通して、第一に、紛争(事件)=「人間として考えなければならない重要な事柄が吹き出したポイント」をアートによって対象化し、第二に、紛争(事件)=「危険なもの/不穏なもの」が情報として記号化され、流通する時点にいたっては全く「危険/不穏なもの」として機能しえなくなるという現代の社会経済システム、そして、そのシステムを内面化し依拠することで自足に向かう私たち自身の欲望のシステムについてシミュレーションを試みるものです。
無自覚なまま〈他者〉を〈殺す〉こと

「戦争の世紀」と言われた20世紀。世紀が改まっても、凄惨な争いは止むことなく続いています。
一方で、非当事者にとってそれは「対岸の火事」、痛みを感じることのない「情報」として消費される現代社会に、私たちは生きています。このことを象徴的にあらわすものとして、Tシャツという存在に着目し、この作品/プロジェクトを通して、高度消費社会および高度資本主義社会が孕む〈暴力〉、〈意味の漂白〉によって痛みが剥奪されている現実、言い換えれば「無自覚なまま〈他者〉を〈殺す〉ことができる〈高度資本主義〉の原理」に自覚的であることを促したいと考えます。


1965 茨城県に生まれる
1989 東京芸術専門学校(TSA)卒業
    ノイズ・サウンド・パフォーマンス・ユニット[Erehwon]を主宰

http://www.japandesign.ne.jp/GALLERY/NOW/ishikawaraita/
http://www.myspace.com/erehwonofficial
http://www.lethe-voice.com/2002/1004_2_ishikawa.html


主な個展
1997 「ディスコミュニケーション」駒場芸術研究所・東京大学駒場寮(東京)
1997 「Fragment Project」無限芸術研究所・上智大学教室(東京)
1998 「DEADLY IDEOLOGY」ギャラリィK推薦作家展『知性の触覚・それぞれの他者』(東京)
2000 「BLOOM / BLOOD」川口現代美術館スタジオ(川口)
2000 「Room 1, Room 2」300日画廊(東京)
2000 「セゾンアートプログラム/アートイング東京2000:16×16」ギャラリー青山(現:Art Planning Room AOYAMA)(東京)
2002 「GEWALT」時限美術計画/T.L.A.P.(東京)
2002 「Flashpoints◇世界紛争Tシャツプロジェクト」カノーヴァン(名古屋)
2003 「Flashpoints◇世界紛争Tシャツプロジェクト」現代ハイツ/GHギャラリー(東京)
2005 「B.B.S.」多摩美術大学(東京)
2005 「B.B.S./ Brainstorming Board System」ガレリア・ラセン(東京)
2006 「B.B.S.」 アウトラウンジ(東京)


主なグループ展
1996〜8年 「ドキュメント376」野外美術展(桐生)
2000 「ことばの領分」Gallery ART SPACE(東京)
2000 「IN THE HYPOCENTER/美術の爆心地へ」300日画廊(東京)
2000 「言葉/言場/言派 展」ギャラリー手(東京)
2002 「気体分子芸術シリーズ−気体電池の偽称展」東京画廊(東京)
2002 「栞 しおり bookmark展」藍画廊(東京)
2004 「六本木クロッシング:日本美術の新しい展望2004」森美術館(東京)
2004 「Between ECO & EGO」KAWAGUCHI ART FACTORY(川口)
2004 「フュージョン:日本の建築とデザイン」イスラエル美術館(イスラエル・エルサレム)
2004 「府中ビエンナーレ −来るべき世界に」府中市美術館(東京)
2006 「Between ECO & EGO 2006」KAWAGUCHI ART FACTORY(川口)


その他の活動
1997〜1998 Erehwon「crosstalk」SPACE EDGE(東京)
1997〜1998 「MMAC FESTIVAL IN TOKYO」 (東京)
1998〜2006 Erehwon「PERSPECTIVE EMOTION/透視的情動」法政大学学生会館ホール(東京)
2001〜2002 Erehwon「Lethe.Voice Festival」実験音楽の国際フェス参加、artport20号倉庫(名古屋)
2003 Erehwon「Blank Map - パフォーマンス・アートをトレースする」exhibit LIVE [laiv] (東京)
2003 Erehwon「A/J(オーストリア/ジャパン)プロジェクト」に参加、横浜赤レンガ倉庫(横浜)
2003 Erehwon「MAKナイト」MAKミュージアム(ウィーン)、Rhiz(ウィーン)
2003 Erehwon「BOF / Budapesti Oszi Fesztival」MU-Szinhaz(ブダペスト)
2003 「丹野賢一/002-BARB」(舞台美術を担当)西荻窪WENZスタジオ(東京)
2004 「丹野賢一+石川雷太/026-METAL」栗東芸術文化会館さきら(滋賀)
2004 「Erehwon+丹野賢一/027-ERAME」府中市美術館(東京)
2005 Erehwon「B.B.S./ Body Backlash System」 (演出、サウンド、インスタレーション)T&S ギャラリー(東京)
2005 Erehwon「B.B.S./ Blameless Battle System」 (演出、サウンド、インスタレーション)多摩美術大学・メディアホール(東京)
2005 Erehwon「B.B.S./ Bloom Blood System」 (演出、サウンド、インスタレーション)out-lounge(東京)
2006 Erehwon 『小鳥の血』薔薇絵ソロダンス公演のサウンドを担当(西麻布麻布DIE PRATZE・東京)
2006 Erehwon 『マ・グ・サ・レ』小林嵯峨、宮下省死、成瀬信彦、舞踏公演の音楽を担当(シアターバビロン・東京)
2007 Erehwon 『半分夢 DOUBLE AURA - ダブルアウラ』 小林嵯峨舞踏ソロ公演の音楽を担当(シアターバビロン・東京)
2007 Erehwon 『コ/ギ/ト−−ン』 小林嵯峨+NOSURI舞踏公演の音楽を担当(シアターバビロン・東京)
2007 正朔+石川雷太/Erehwon 『白州アートキャンプ』に出演(山梨県白州)
2007 石川雷太/Erehwon 『.efiLevole 2008 Spring & Summer Collection - Rain』の会場用サウンドを制作(CALM & PUNK GALLERY・東京)
2007 薔薇絵+宮西計三+石川雷太/Erehwon  粉川哲夫ゼミ「身体表現ワークショップ」出演(東京経済大学・東京)

過去作品
ー絶対/芸術ー

2000年の作品。石川雷太の代表的な素材であるとされる〈牛頭〉を、同じように素材として使った作家5人にインタビューし、その内容と作品の写真を、石川雷太のテイストで博物館的に再構成したインスタレーション作品。ここには何気なく信じられている〈オリジナリティ〉およびアートの〈権威〉と〈絶対性〉に対する疑義がある。アートの〈権威〉を対象化するためのビジュアルと、それに伴う快感の表現。
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●GEWALT 2004

2004年制作
2004年、府中市美術館における展示のために「GEWALT」大型のインスタレーションとしてリメイク。
中央のモノリスは、新たに大型バージョンを製作(高さ425cm)。天井から吊るされた28枚の鉄板には、イラク戦争で実際に使われたミサイルをリサーチ、その性能と価格などが印刷されている。赤いシルエットは実物の1/6の大きさ。
床面にはガラスの破片が敷き詰められている。搬入時に250枚のガラスを破壊。
会場にはErehwonによる工場や戦場を思わせる重低音アンビエントミュージックが流された。

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by ecoasia | 2008-08-01 22:14 | 参加作家 石川雷太

エコ@アジアニズム展 in 新潟 参加作家


園田昭彦 sonoda akihiko

「Holiday」
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写真 アクリル (1mx1m)

余命宣告、寿命、期限など死を連想させるテーマの作品を制作する事により「今をどうポジティブに生きるべきか」を考えています。

写真は、自分の娘を撮影したものです。この子のために、初めて環境問題を考えてみました。「自分に出来る事は何か」を探していましたが、「自分が死んだ後はどうなる?」という言葉が過りました。当然の事ですが自分が生きている時間の中では解決できない問題であり、自分一人ではどうにもならない事に気づかされます。

「環境を守る」という意識をこれから生まれてくる子供たちにどう繋げていけるか。「環境を守る」なんて言葉がなくなるくらい環境保護が自然な行為になる為に「自分が出来る事」を考えてみる。

女の子の瞳には、休日の午後、のんびりと芝生でくつろぐ人たちの姿が写り込んでいます。こんな風景がずっと当たり前の風景であるために。




◇プロフィール
1970年 福岡県生まれ
1996年 八王子真也とアートユニット「メガトンパンチ」を結成

◇個展
2003年 東京:Gallery OPA 「300日画廊での記録」

ユニット展(メガトンパンチ)
2001年 ネット上にて公開  「同潤会少女写真機」
2002年 東京:表参道同潤会アパート 「Life Size」

グループ展
1994年 東京:コダックフォトサロン 「P-VIRUS」 
1995年 福岡:北九州市立美術館 市民ギャラリー 「Discover」
2003年 パリ:Espace CINKO 「EXPO ROMANESQU」





◇過去作品

■ Life Size (2001)

0才から日本人女性の平均寿命である84才(1999年調べ)までの女性の顔を撮影しLife Size (原寸大)まで引き延ばした写真を撮影時に記録した被写体の目の高さに合わせて展示。写真の下には撮影時の年齢と「何才までいきたいですか?」との問いに対する答えを記した。
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■300日画廊での記録 (1999〜2001)

南青山の取り壊しが決まったビルの一室を300日という期限付きで若手の現代アート作家たちが中心となり自主運営をしていたギャラリーがありました。名前とは裏腹に500日以上もの間存在した「300日画廊」。この写真はそこで出会った作家と展示、そして余命宣告された部屋の記録。

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■ 同潤会少女写真機 (1997~98)

代官山同潤会アパートが取り壊されるまでの半年間をそこに偶然カメラをもって現れた少女たちのポートレイトをとおして記録。

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by ecoasia | 2008-08-01 21:52 | 参加作家 園田昭彦

エコ@アジアニズム展 in 新潟 参加作家

本杉美智子 MOTOSUGI michiko

『エコ陶芸に出会う旅ー山梨県増穂登り窯体験記』
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短編ドキュメンタリー 8分 (@山梨県増穂)


山梨県増穂町。そこには雲を見下ろす薪窯、増穂登り窯がある。
ここでは陶芸作品の焼成の原料に間伐材を使う。
環境負荷ゼロの循環型システムの中、自然と共生した作品が生まれる。

この映像作品の始め、手探りの状態で「土」と対話していたエコ@アジアニズム参加
アーティスト達は、「増穂」という 土地のエネルギーに引っ張られるように土の造形に
どんどん没頭していく。

そして、薪による焼成の魅力にとりつかれた池田満寿夫さんが作った「満寿夫八方窯」
に挑んだ。五カ所に設けられた焚き口に薪をくべる作業は70時間にも及ぶ。
撮影していて、私の体の細胞一つ一つがこれ以上近づいたら危ないと訴えてくるような
熱い現場だった。
長い時間炎に耐え続けたアーティスト達の作品の表情は、想像していたよりも優しく、
木と一緒に撮るととけ込みそうなくらい自然と一体化していた。

今、世界は経済のグローバル化により、地域の特性、豊かな文化が失われ、人と人、
そして人と自然との繋がりが薄れてきているように思える。
もし私たちが本当の豊かさを手に入れたいのなら、私たちは何を失ったのか、それがどこにあるのかをもう一度考えなければならないと感じた。

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プロフィール
1976年生まれ

2007年 ドキュメンタリー映像『突撃☆アクション母ちゃん』
     exhibit Live & Moris Gallery 増山麗奈個展にて発表

2008年 インタビュー映像『環境元年ーワタシノタチイチ』
     exhibit Live & Moris Gallery エコ@アジアニズム展にて発表




過去の作品

『環境元年ーワタシノタチイチ』インタビュー映像 (55分) 
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2008年1月17日私は青森県六ヶ所村にいた。
反戦反核アーティスト集団「桃色ゲリラ」率いる画家増山麗奈が核燃料再処理工場前で絵を描くのを撮影するためだ。再処理工場では一般の原発が出す一年分の放射能をなんと一日で空や海に垂れ流す。
私たちはこのまま緩やかに殺されていくのだろうか?
いったいどうしてこのような事態になってしまったのだろうか?
私たちはどうすればよいのだろうか?
もうすでに新しい世界を作り始めた人達がいる。
「ワタシ」が出会った魂の言葉たち。
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by ecoasia | 2008-08-01 20:03 | 参加作家 本杉美智子

エコ@アジアニズム展 in 新潟 参加作家

澤田サンダー SAWADA THUNDER

「エキサイティングスポーツ過労死」
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A1サイズ  写真プリント


ヨーロッパなど税金による福祉体制や環境対策が行われている社会では見られず、日本、韓国,アメリカなどアメリカ型資本主義国やアジアの発展途上国でみられる「働き過ぎの過労死」。これは利益追求型企業による人の使い捨てであり、目前の経済活動に直接関わる諸問題しか解決しようとしない社会通念(企業、個人を含む)の表れでもある。

そして今日の日本では、未だに、テレビドラマ化された「働きマン」などを代表とした「働く」ストーリーを美化することによる激しい勤労の押しつけも社会全般でみられ気持ちが悪い状況が続いている。

本作品はそんな勤労第一主義社会を表象化し、この状況を作り出した企業や政府への批判だけに終わらず、働く個人にむけても同時に鋭い目を向け、演劇性とユーモアのある写真表現とした。

過度に働くことで脳内麻薬が活発化し、ある種自己陶酔している状態だともいえるランニングハイ的状態。または、オリンピックやワールドカップなどの国に尽くす状態に等しい奉仕、忠誠的思考から来る、プレッシャーやストレスなど。今や「Karoshi」として英語の辞書や他言語の辞書にも掲載され、ゆとりのない封建的なシステムやライフスタイルを象徴する国際語となってしまった「過労死」を「極限の運動種目のゴールイン状態」に見立てる。





プロフィール
青森県弘前市出身
二十歳頃からシナリオを書き始める
2004年に書いた「幼なじみのバッキー」を絵本用に書替え、
2006年にアーティストの増山麗奈にイラストの作成を依頼
2007年 第10回岡本太郎現代芸術賞入選
2006年より、SAZANAMI MOVIE EXHIBITIONの主宰も行う。

作品
2006 「幼なじみのバッキー」
原作・編集・作画指示:澤田サンダー イラスト・油絵:増山麗奈
2007 「エキサイティング・スポーツ・過労死」
原案・写真撮影 澤田サンダー モデル:カオリン
2008 「はじめての食事」
原作・編集・作画指示:澤田サンダー イラスト・編集・デザイン:小板橋直子

賞歴
2007 「第10回岡本太郎現代芸術」入選

展覧会
2006 IID世田谷ものつくり学校「SAZANAMI MOVIE EXHIBITION」※主宰・本人も長編ドキュメンタリーを出品
2007 川崎市岡本太郎美術館「岡本太郎現代芸術賞展」、横浜・ZAIM「ARTLAN@AISA」、韓国・ソウル gallery Ewha「和解と和合の韓・日展」、渋谷・ピンクカウ「リトルサンダー・フォー・エバー」
2008 渋谷ギャラリールデコ「はじめての食事」、銀座芸術研究所「バッキーのリベンジ未遂!!」
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by ecoasia | 2008-08-01 19:56 | 参加作家 澤田サンダー

エコ@アジアニズム展 in 新潟 参加作家

森下泰輔 TAISUKE MORISHITA

「アスベストンちん=DOUBLE HEADS= 
  国土交通省は残留アスベストの適切な処置をせよ!」 
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2008 インスタレーション


 永年スタジオにしてきた中銀カプセルタワービルの作家の部屋に高濃度のアスベストがみつかるという被害にあった。作家は環境問題を訴えて2006年「キラー・アスベスト」展を開催した。それに対する設計者の世界的建築家、故・黒川紀章の対応は、作家が故意にアスベストを降らせて測定した結果だという事実無根の信じられないものだった。これが永年環境問題を訴えている人物の態度だろうか? 疑問が残る。そこで、次に中銀カプセルタワーの「移築計画」をアスベスト問題に絡めてインスタレーションで発表することにした。
 また、同時に全国の有害アスベストを採取し、それを樹脂で固めるなど無害化したうえでアスベストによる巨大彫刻「アスベストンちん」を制作し、万博広場に設置するプランを提唱する。「人類の進歩と調和」が、物質文明特有の汚染にさらされた歴史をモニュメント化し、二度と国が環境政策でミスを起こさないための戒めとするのはいかがだろう。
 さらに、現在、残留アスベストに対して目をつむっている国土交通省に、適切な補償をするように訴えていくことにした。作者のアスベスト告発インスタレーションは今後も継続する。



プロフィール
武蔵野美術大学在学中にYELLOWを結成。1972年間章プロデュース「新潟現代音楽祭」でデビュー。音響表現をスタートさせる。75年裸のラリーズ、水谷孝とセッションした「ラリーズハウス・セッション」などがCD化されている。80年代にはビデオアートを制作。ドイツZKMに作品が収蔵されている。1989年「2nd European Media Art Festival」(オスナブリュック ドイツ)参加。1992年「Kusama Images」(草間弥生とのコラボレーション作品)。2006年個展「Cockroach」FusionArts Museum(New York USA)。同時にNYのフリーノイズ、インフィニティSSとブルックリンでセッション。近年はアスベストをめぐり黒川紀章と現代建築、都市環境などのあり方を告発するインスタレーションを継続している。今秋、京都・高台寺月真院で伝統的和庭園と絡む仮設展示を予定。銀座芸術研究所ディレクター。


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by ecoasia | 2008-08-01 19:35 | 参加作家 森下泰輔

エコ@アジアニズム in 新潟 参加作家

柴田智明 SHIBATA TOMOAKI

「にゅるにゅるグレートソーシャルアースペーパー」
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「メランコリー、コールドターキー」
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ジャンク品含むミクスドメディア





転がる冷蔵庫には楽しい愛の痕跡。
大きな紙にはられたのはスカトロジックな安い紙。
おそらく憂鬱と変な責任感、それと愛憎。
どれだけ地球が回っても、
どれだけ大人数が息絶えて生まれ変わっても巡る情けない感情。
何故かゴミをため込むのは綺麗で奇妙な大静脈瘤のコブにも見える。
強制撤去されチューリップの花壇を作られてしまうゴミ屋敷。
社会がゴミと一瞥される物体群の主のキモを理解するのは厳しい。
だけどそんなキモいキモは誰でもの、先天的な因子として大事にした方がいい気もする。
そんなカスのような心のよりどころを大便のように代弁しようかと思った。



プロフィール
1981年 東京都
2005年  武蔵野美術大学    
2006 年 柴田智明展 PART1/ギャラリーQ(東京)
2006 年 柴田智明展 PART2/ギャラリーQ(東京)  
2006 年 ビエンナーレ牛久 /牛久市(茨城)
2006 年 ラストスパート/ギャラリーQ(東京)
2007 年 柴田智明展/アートスペース羅針盤(東京)
2007 年 柴田智明展/ギャラリーQ(東京) 
2008 年 柴田智明展/ギャラリーQ (東京)
2008 年 ギャラリーバッカス 個展(東京)
2008年 菅楯彦大賞展 大阪タカシマヤ(大阪)、倉吉博物館(鳥取)
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by ecoasia | 2008-08-01 18:31 | 参加作家 柴田智明

エコ@アジアニズム in 新潟 参加作家

李宣周 LEE,SUN JU

「 from the nature 」
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 野投('yatoo:野に投げるという意味)というグルプがある。このグルプは自然を愛し、自然を大事にすることを目標とする 野投('yatoo)グルプは毎年フリビエンナーレ・ビエンナーレの形式に国際自然美術を開催している。

環境問題には、二つのタイプのものがある。第一は、可視的な自然が破壊され、人間をはじめ、地球上に住んでいる動物や植物などがこれ以上生きていられない外面的な破壊と、第二に、黄金万能主義に傾いて自然を惜しまずに破壊することによって人間性までをも侵害される精神的な破壊が内面的自然破壊問題としてとりあげることができるだろう。それ故に、自然は保存されることなく、木も森も破壊されたあげく地球温暖化が迫っていくる環境問題.
一方では、性の無秩序とエイズ、麻薬、残酷な犯罪などの喪失している精神世界。それでeco―運動というのは消えていく自然の回復であり、精神の回復である。破壊されたものをもう一度原状態、回復、その根源に戻すことである。

野投('yatoo)は自然を素材とする。今回の作品では、いわゆる韓紙は千年、洋紙は五百年という言葉に対する試験的な作業である。自然の紙の上に版画をもって表現したナチュラルな内面の表現である。河や長い土で作られている道端を果てしなく歩いたり、あるいは体を曲げたり、横になったり、座ったりして「雲の間に月様が渡るように道行く旅人。。。。。」


プロフィール
多摩美術大学大学院絵画研究科卒業
個展19回「アメリカ・韓国・日本・ロシア その他」
国際野外美術及び室内グルプ展110回「スウェデン・ドイツ・ポランド・韓国・東京・比企・横浜等」
野外美術・現代美術・自然美術
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by ecoasia | 2008-08-01 18:00 | 参加作家 李宣周

エコ@アジアニズム in 新潟

中村均 NAKAMURA HITOSHI
水谷かおり MIZUTANI KAORI

「温暖化ドミノ」( CG映像 )
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BS朝日で放送された「CG将軍」用に作成された増山麗奈との合作「HOT HOT HOT DOMINO」は、地球最後の水を、乾燥した都市でサラリーマンが飲むというシーンから始まる。
次々と倒れていく人々、高層ビル、砂漠化していく地球。
そこに母乳を飛ばして、新しい命を芽生えさせていく。
増山麗奈の手書きの暖かいタッチと、精密なCGのコントラストが面白い。
新作「温暖化ドミノ」では、氷の溶解がはじまった北極で倒れるペンギンが地球の平均気温を表すグラフになる。
知的でわかりやすくて、かわいらしいアプローチだ。(増山麗奈)



プロフィール
多摩美術大学、デジタルハリウッド卒業後、CM、映画のCG制作会社に勤務。
メッセージ性のあるCG作品を制作する。
ドミノ倒しされていくペンギンや、人物、建物などのビルを鮮やかなCGで描く。
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by ecoasia | 2008-08-01 17:00 | 参加作家 中村均 水谷かおり